中坊進二が抱く時間と距離の感覚

「ちょっと」
という表現があります。
仮に時間でしたら、皆さんは何分くらいのことを指しますか?
中坊進二だと、状況により大分変化しますが、最大で5分くらいです。
ただし、レジの会計中に店員から「少々お待ちください」と言われたら、
多分、10秒でギブアップすると思います。
こうした感覚はケースバイケースなことが多いと中坊進二は思っています。

そして、こうした感覚は生まれ育った文化の影響を受けやすいものです。
諸外国と比較すると、日本人は時間にすごくシビアです。
電車が1分遅れただけでも、
「ご迷惑をお掛けして~~」という車内放送があります。
これは日本だけです。
ヨーロッパでは、鉄道は遅れるのが当たり前です。
それ以前に、30分早く出発することすらあります。
腕時計を持つのは全世界のビジネスマン共通ですが、
1秒の誤差なく行動しようと心掛けているのは、
日本人くらいだと中坊進二は思っています。



距離についても、地域差はかなりあると中坊進二は思っています。
特に都会人が考える「駅前」と、
田舎に住んでいる方が考える「駅前」は大分差があると思います。
例えば、道案内で「○○までならここから真っ直ぐ歩いた先にあるよ」
言われることがあると思います。
しかし、案内する人によっては、
この徒歩圏内はかなり差があるのではないでしょうか。
京都駅から真っ直ぐ北に歩けば京都御所まで辿り着けますが、
大抵の方は電車を利用します。
しかし、たかが4.3kmなので、頑張れば歩ける距離です。
中坊進二もこれくらいなら歩きます。

「駅から近い」という表現はかなり地域差があります。
北海道でしたら、10km圏内でも「駅チカ」ではないでしょうか。
テレビで見たのですが、北海道に住んでいる方は、
ちょっとの用事で片道6時間を車で移動するそうです。
中坊進二の感覚ではとても真似できません。
こうした「ちょっと」の感覚は、
住んでいる地域の人口密度に比例するのかもしれませんね。
旅行の際は「ここからここまで近そうだから歩こう」と思っても、
意外と距離があるかもしれませんので、ご注意ください。
実例を挙げますが、金閣寺から龍安寺までは、徒歩20分です。
割と歩きます。



この区間、汗だくになって行軍する修学旅行生を見るのは、
6月の風物詩ですね。