京都の小学校で変わりつつある実験器具について考える中坊進二

フランスでは子供でもパンをこねて窯で焼くことが出来るそうです。
日本でも、子供はお米ぐらい炊けます。
しかしそれは電気炊飯器の場合です。
果たして飯盒でお米をきちんと炊ける子供はどれくらい居るのでしょうか。
ちなみに、中坊進二は出来ます。
小学校の授業で習いました。

飯盒でお米を炊く技術は文化で、継承する必要がありますが、
理科の実験は常に最新をいかないといけません。
科学は新事実の発見により定説が覆されることもあり、
さらに効率化によって、道具の方も次々と新しくなります。
それにより、今、京都の小学校ではアルコールランプが消えつつあります。

中坊進二の小学生時代はアルコールランプを使って理科の実験をしていました。
そして、中学高校ではガスバーナーを使っていました。
しかし、今の京都ではそうした道具が無くなりつつあるそうです。
アルコールは溢すと危険であり、ガス栓も抜けたりすると大事故へと発展していきます。
そこで今の京都の小学校では実験用の携帯ガスコンロを理科の実験で使用しているそうです。
チャッカマン®を使って、コンロに火をつけて実験をします。
この携帯ガスコンロは実験用と銘を打っているだけはあり、
最初からフラスコを置けるように台が付いています。

しかし、中坊進二はあまりガスコンロが好きではありません。
当時、使い方が悪かったのか、単にガスが切れていただけなのか、
今となっては分かりませんが、なかなか火が点かずに苦戦しました。
アルコールでしたら液体が見えるので、
不具合などがあれば一目瞭然なのですが、密封された缶の中身を知る術は、
当時の中坊進二はまったく持ち合わせていませんでした。

もしかしたら、そのうち京都の小学校では、
家庭科室もオール電化してIHが導入されるかもしれませんね。
中坊進二の自宅のキッチンはまだ都市ガスなので、
一度はそうした最新器具を使ってみたいと思っています。