労働基準法について学ぶ中坊進二

労働基準法を全て暗記している店舗経営者はまず居ないと思います。
試しにワードで全文コピーしてみましたが、軽く5万文字オーバーしました。
一般的な教科書の半分くらいの情報量でしょうか。
しかも文章がかなり難しく記載されており、それを解読するのも大変です。
「ただし、○○は例外とする」ようなものもたくさんあって、
余程こうした文章に読み慣れていないと、
理解するのは難しいと中坊進二は思っています。



最近、中坊進二が知ったこととして、
罰則に関する記述も労働基準法でしっかり明記されていました。
欠勤するとペナルティにしているところがありますが、
その減額の給与は「1回の平均賃金の半分まで」
「賃金総額の10分の1まで」の2つを遵守しないといけません。
例えば、高校生のコンビニアルバイトの月給が2万7000円だとします。
時給1000円で、1日平均5時間働くとします。
欠勤してペナルティが発生したら、減額分は最大で2500円までです。
1日の給料の平均が5000円なので、
その給料の半額の2500円までしか減額することが出来ません。
これより多く減額してしまうと、労働基準法違反となってしまうのです。

給料のシステムはお店側が勝手に作ってはいけません。
作ってもいいのですが、ルールというものが存在するのです。
最低賃金はもちろん、それ以外にも細かいルールがあり、
それを知らない経営者が非常に多いと中坊進二は思っています。
そしてこうしたことは人ごとではないと中坊進二は思っています。
中坊進二は会社勤めですが、会社法についてはほとんど知りません。
有給のシステムなど、自分に関わるものは学びましたが、
それ以外にも「知っておけば得をしていた」情報はあるかもしれません。

どこもそうですが、知っておくことで有利に働くことはとても多いです。
泣き寝入りしないように、色々なことを知っておいた方が良いですよ。
法律というものは弱者を守るものではなく、知っている者を助けるものになります。
中坊進二もそうならないように、色々と勉強したいと思います。