京都の錦市場のイートインで食事をする中坊進二

今でこそ、スーパーやコンビニが至る所にありますが、
昭和以前、町人の多くが食材を取り扱う市場に赴き、
その日に食べる食材を買ったものです。
当時は冷蔵庫がありませんので、
生ものを買う場合は即時、その日に食べる必要がありました。
知っての通り、京都には海がありません。
川魚もありますが、やはり海の魚を食べたくなるものです。
中坊進二も毎日、川魚だけでは飽きてしまいます。

そこで、商人は漁港から魚を取り寄せ、
京都の街に魚市場を開きました。
しかし、魚は生ものです。
氷なんて当時は貴重すぎてありません。
そこで、魚を冷やす方法として取った手段が、井戸水になります。
400年続く京都の台所である、錦市場は井戸水があったからこそ、
そこに市場を開いたのです。
錦市場は今では、魚に限らず、京野菜、漬物、干物、豆腐、
菓子、お茶など、あらゆる食品を取り扱っています。

錦市場にはたくさんの惣菜が売られており、
お昼ご飯に最適なオカズも数多くあります。
中坊進二も時々、錦市場に赴き、惣菜を購入して食べています。
あまり知られていないかもしれませんが、
錦市場から直ぐそばのところに、イートインのスペースがあります。
普通の文化施設っぽい造りですので、
中坊進二も最初の頃は気づきませんでした。

一般的なイートインと言うと、
ベンチとテーブルがあるだけの簡素なものが多いかもしれません。
しかし、ここは京文化を味わうことに特化している施設ですので、
普通に京都の料亭なみに座敷、テーブルなどが用意されているのです。
料亭の定食は3000円を超えるのがザラにありますが、
錦市場で材料を買って、ここでご飯と味噌汁だけ購入すれば、
かなり安価に抑えられるのではないでしょうか。
ちなみに、中坊進二のオススメは鮭出汁茶漬けです。