中坊進二が懐かしむ京都国際ホテルについて

日本は高温多湿の国です。
また、四季の寒暖差は激しく、
梅雨や台風などの雨滴による被害も大きいです。
加えて地震大国により、建築物に求められる耐震強度は
世界最高レベルが求められています。
つまり、今の京都では空前の
建設ラッシュ・リニューアルブームが行われているということです。

京都国際ホテルが2014年12月26日に営業を終え、
53年の歴史に幕を下ろしました。
長く愛された建物でもありましたが、残念ながら閉館となりました。
閉館の理由は老朽化です。
耐震工事をする案もありましたが、
費用対効果の面から新しく建物を作った方が安いことから、
閉館を決めたそうです。

京都国際ホテル跡地に建てられる建物は未定です。
跡地はマンション不動産会社が買い取りましたが、
地域住民としては「二条城前にマンションは困る」という意見も出ています。
中坊進二も同じ気持ちです。
希望としてはその不動産会社に、
ホテル開発・運営に新規参入して欲しいと中坊進二は期待します。
果たして、どのような建物が建てられるのでしょうか。

老朽化を理由に閉館した建物は京都中にいくつもあります。
古都と称される街ですが、
そこで建てられた近代建築物はかなりの年月が経過しています。
奈良県ですが、五重塔や法隆寺(※明治時代に再建した説もあり)は
よく保っていると中坊進二は感心します。

中京区油小路二条下ル二条油小路町にあった京都国際ホテルは、
中京区新京極通三条下る桜之町にて
ホテルグレイスリー京都寺町(仮称)として生まれ変わります。
2016年秋完成予定ですので、
京都在住の中坊進二に代わって観光の際は是非、ご利用ください。